たまには趣向を変えて、レストア前の写真から。
というわけで、素人パイプ・コレクターの鬼門、KAYWOODIEに懲りずに手を出してみた。と言っても今回はKBBのYELLO-BOLE。そして今回もライバル不在で落札したワンコイン・パイプ、不安がよぎります。
ちなみにこういうパイプに入札する時は、だいたい別のパイプで負けた直後ってのは秘密w



とりあえず、ざっとレストア完了。黒ずみやら何やらでムラだらけだったのは、あいかわらずラッカー仕上げのせいもあってで、このあたりは前回のKAYWOODIE同様にレストアしていて嫌になる。結局ペーパー使っちゃいました。
で、シェイプNo.は#9185B、スクエア・シャンクのPotです。フヒヒ、今回は4ケタだぜ♪と勇んでみたものの、あらら下2ケタの#85はヘビー・シャンクのビリアード・シェイプらしく、91というグレード/フィニッシュも不明・・・。このパイプが製造された時代には、KAYWOODIEのシェイプNo.とは互換性がないんでしょうか。やっぱし不安的中かw
参考URL:http://www.grayfoxonline.com/numberid.html



けどまあ、それにしてはなかなかカッチョよいPotだしコレはコレで良い。シェイプ見る感じでは意外にカッチリ造られてる気がするパイプだと思います。インナーリムに白っぽいところが残ってるのは、YELLO-BOLEのハチミツ成分でコーティングされた名残り?



チャンバーを覗き込むと、アルミのフィットメントが火皿底まで顔を出していて、そのため煙道径がやたら馬鹿デカい。モーティスがそのままの太さでチャンバーまで貫通してる感じ。これはフィットメントなしで吸ったら口の中が葉っぱだらけになりそうなので、付けて吸うしかなさそうだ。フィットメントのせいで吸うたびにステム外して掃除せなイカンとなると面倒くさい。
エッジを面取りされたスクエア・シャンク左側のロゴはかなり薄くなっている。まあペーパーかけちゃったしな。しかしこの写真じゃ何もわかりませんね。一応クローバー印にKBBのロゴは読めるんですが。
ところでTWO WAY BITというこのパイプのライン名、何が2WAYなんでしょうか。手元に届く前は、いわゆるツイン・ボアなのかとも思ったけど、全く違う。ステム裏にはDES.PAT.117975の刻印。



そのステム、リップにはいかにも後から加工されたような跡。PAT.No.でググってみると、1939年の12月5日に取得されたPATENTにヒット。なるほど、これがTWO WAY BITの正体でしたか。おそらく上向いて開けられたスリットと、真っ直な細い煙道の2WAYに分かれて煙が口に中に入ってくるってこと?
このパイプ、どう見ても不自然な加工跡なリップだと思ったけど、上向いた煙道になってたのを途中でブった切ってるワケね。気持ちはわからんでもないですがちょっと残念。泣かないで特許出したヒトw
というわけで、PAT.のイラストはこんなです。このパイプの製造年代は少なくとも1939年よりは後年ってことになりますね。

さて、ところでお味はどうかと言うと、PotはやっぱしラタキアかとWESTMINSTERで一服してみましたが、何だこの濃い味♪う~む、かなり旨いです。
Measurements & Other Details
Shape: Pot
Length: 136.0 mm
Bowl Height: 41.3 mm
Outside Diameter: 39.0 mm
Chamber Depth: 35.0 mm
Chamber Diameter: 22.2 mm
Weight: 39 g
Stem Material: Vulcanite
Country: USA
Nomenclature:
"TWO WAY" BIT
KBB(logo)
YELLO-BOLE
HONEY CURED BRIAR
9185B
というわけで、素人パイプ・コレクターの鬼門、KAYWOODIEに懲りずに手を出してみた。と言っても今回はKBBのYELLO-BOLE。そして今回もライバル不在で落札したワンコイン・パイプ、不安がよぎります。
ちなみにこういうパイプに入札する時は、だいたい別のパイプで負けた直後ってのは秘密w



とりあえず、ざっとレストア完了。黒ずみやら何やらでムラだらけだったのは、あいかわらずラッカー仕上げのせいもあってで、このあたりは前回のKAYWOODIE同様にレストアしていて嫌になる。結局ペーパー使っちゃいました。
で、シェイプNo.は#9185B、スクエア・シャンクのPotです。フヒヒ、今回は4ケタだぜ♪と勇んでみたものの、あらら下2ケタの#85はヘビー・シャンクのビリアード・シェイプらしく、91というグレード/フィニッシュも不明・・・。このパイプが製造された時代には、KAYWOODIEのシェイプNo.とは互換性がないんでしょうか。やっぱし不安的中かw
参考URL:http://www.grayfoxonline.com/numberid.html



けどまあ、それにしてはなかなかカッチョよいPotだしコレはコレで良い。シェイプ見る感じでは意外にカッチリ造られてる気がするパイプだと思います。インナーリムに白っぽいところが残ってるのは、YELLO-BOLEのハチミツ成分でコーティングされた名残り?



チャンバーを覗き込むと、アルミのフィットメントが火皿底まで顔を出していて、そのため煙道径がやたら馬鹿デカい。モーティスがそのままの太さでチャンバーまで貫通してる感じ。これはフィットメントなしで吸ったら口の中が葉っぱだらけになりそうなので、付けて吸うしかなさそうだ。フィットメントのせいで吸うたびにステム外して掃除せなイカンとなると面倒くさい。
エッジを面取りされたスクエア・シャンク左側のロゴはかなり薄くなっている。まあペーパーかけちゃったしな。しかしこの写真じゃ何もわかりませんね。一応クローバー印にKBBのロゴは読めるんですが。
ところでTWO WAY BITというこのパイプのライン名、何が2WAYなんでしょうか。手元に届く前は、いわゆるツイン・ボアなのかとも思ったけど、全く違う。ステム裏にはDES.PAT.117975の刻印。



そのステム、リップにはいかにも後から加工されたような跡。PAT.No.でググってみると、1939年の12月5日に取得されたPATENTにヒット。なるほど、これがTWO WAY BITの正体でしたか。おそらく上向いて開けられたスリットと、真っ直な細い煙道の2WAYに分かれて煙が口に中に入ってくるってこと?
このパイプ、どう見ても不自然な加工跡なリップだと思ったけど、上向いた煙道になってたのを途中でブった切ってるワケね。気持ちはわからんでもないですがちょっと残念。泣かないで特許出したヒトw
というわけで、PAT.のイラストはこんなです。このパイプの製造年代は少なくとも1939年よりは後年ってことになりますね。

さて、ところでお味はどうかと言うと、PotはやっぱしラタキアかとWESTMINSTERで一服してみましたが、何だこの濃い味♪う~む、かなり旨いです。
Measurements & Other Details
Shape: Pot
Length: 136.0 mm
Bowl Height: 41.3 mm
Outside Diameter: 39.0 mm
Chamber Depth: 35.0 mm
Chamber Diameter: 22.2 mm
Weight: 39 g
Stem Material: Vulcanite
Country: USA
Nomenclature:
"TWO WAY" BIT
KBB(logo)
YELLO-BOLE
HONEY CURED BRIAR
9185B
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