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YOS

Author:YOS
パイプ・スモーキングをメインにしたBlogです。
だんだん増えてきたパイプ、自分でもよくわからなくなってきたので、整理・記録しておこうという思いから開設しちまいました。
というわけで手持ちのパイプをぼちぼち紹介していきたいと思っています。

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Smoking Pipes Japan
 
久々のGBD。Prehistoricというサンドブラスト仕様のロバット、シェイプNo.は#9457。
Prehistoricは60年代のカタログによると、とてもいいブライアーを使って云々。透明アクリルのステムとヴァルカナイトのステムの2パターンがあったようですね。このパイプはヴァルカナイト・ステムの#9457。シェイプはオーバー・サイズのロバットとあります。う~む、ボウルまじ馬鹿デカい。w
<参考URL>
http://pipepages.com/gbd11.htm
http://pipepages.com/gbd2.htm
ちなみにロバットっていうシェイプは初めて手に入れたんですが、良いですね~。カナディアンって横から見たら長いオーバル・シャンクがスリムに見えてカッコつけてるけど、上から見た姿がイマイチ好みじゃなかったり。しかしロバットは似たようなロング・シャンクでありながらソコが決定的に違うというか。まるでポットのボウルとシャンクを伸ばしてみました的なユーモラスな感じのシェイプが好み。うん、ロバ君と呼びたい。←古いw

gbd2a.jpggbd2b.jpggbd2h.jpg

Prehistoric=“有史以前の”という名前のとおり、なんか古い地層から生きたまま出てきました的なブラストで存在感が凄い。風合い的にはちょっと違うんだけど、ぱっと見、パテント期のダンヒルにも負けてない荒々しさ。シェイプ・アウトなんて気にしないぞって感じのブラストで、ボウル右側なんてなんとなくオクタゴン・パネル(八角形)っぽい感じになってるのだが、シェイプ・チャートにはそうは書いてないから、きっと違う。

しかしセラーが掲載した写真がピンボケ写真1枚だったからか、ライバル不在のまま落札できたのだけど、程度も良いし、なんかとてもアタりだった気がする。ぐひひ、こんなGBDなかなかないと思うんですがいかがでしょう♪

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どこから何度見てもウニョウニョした木肌に惚れ惚れする。手触りもタマラン感じです。つーてことで写真多めでスンマソン。
そういえば、元々ロバットってヴァージニアに良さそうとか聞いてコレ買ってみたんだけど、このデカいチャンバーにいきなりヴァージニア詰めるのもちょっと怖かったりする。ASHTONのXXXとかって、こんな感じなんでしょうか。このくらいならみなさんヴァージニア平気?

gbd2f.jpggbd2g.jpggbd2i.jpg

ステムの金属性のラウンデルは銀色。ちょっと古そうだけど、どのくらいの年代なんでしょうか。反対側にはHAND CUTの刻印もあって、前のGBDのポットより随分と上質な感じでここも高ポイント。
欠点といえば、ほんと煙草が入りすぎちゃうってコトくらいじゃないだろうか。いや、まじで煙草が減りそうで、もったいなくて上まで詰められなかった。w
しかし後半はほっといても燃えてくれるとこなんかはポット的で意外と使い勝手の良いロバ君。ラタキアが旨いです♪

Measurements & Other Details

Shape: Lovat
Length: 143.0 mm
Bowl Height: 50.0 mm
Outside Diameter: 34.0 mm
Chamber Depth: 43.7 mm
Chamber Diameter: 22.0 mm
Weight: 34 g
Stem Material: Vulcanite
Country: England

Nomenclature:
GBD (logo)
Prehistoric
LONDON. ENGLAND
9457
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はたしてコレを自作と呼んでいいものか、というのもあるけれど。w

というわけで元ネタ&製作過程はこちら。
もらいパイプの化粧直し
もらいパイプの化粧直し Part.2
もらいパイプの化粧直し Part.3
いただきモノのバスケット売りパイプをリシェイプしたサドルのビリアードです。

yos6a.jpgyos6c.jpgyos6b.jpg

ステインはオレンジ系のナチュラルにしました。木目出しとか面倒だし。w
しかし、なかなかカッチョ良いビリアードになったと思うんですが、いかがでしょう。少なくとも元パイプよりは。(笑)
とまあ、元パイプから削るっていう制限があったのもあるけど、ビリアードって本当にバランスが難しい。もうちょっとカッチョ良くなる予定だったんですがね~。どこまでやっても完璧って言えるようなシェイプにはならない気がする。(苦笑)
まあ、あたりまえというか、そのほうが良いんです。きっと世の中にはそんなビリアードがあって、いつかきっと出会えるんですから。w

yos6d.jpgyos6f.jpgyos6e.jpg

ボウルの左後に大きな埋め跡らしきものがあります。埋めてくれてて良かったけど、黒い色がついてるのでけっこう目立っちゃうなあ。
元パイプよりどのくらい軽くなったか量ってないから不明ですが、けっこう軽くなってると思います。
チャンバー径は、少し広げたほうが良かったかな。ちなみにこのパイプはプレゼントの予定なので、クリーニングしたあと火皿に保護材(TSUGEのブレークイン用カーボン)を塗って完成。

Measurements & Other Details

Shape: Billiard
Length: 144.0 mm
Bowl Height: 41.5 mm
Outside Diameter: 33.0 mm
Chamber Depth: 33.5 mm
Chamber Diameter: 17.7 mm
Weight: 32 g
Stem Material: Vulcanite



ついでに元パイプの画像も載せておきます。

CIMG3400.jpg

こうして見ると、あんまり変わってないかも・・・。(涙)
もうすぐ完成。
サンド・ペーパーで#100→#180→#240。ざっくりとですが、ほぼ出来上がった感じです。

CIMG3425.jpgCIMG3426.jpgCIMG3427.jpg

あとは、#320→#500→#800→ステイン→#1000→#1200→#1500でフィニッシュ。

しかし写真を拡大して見てみたら、まだまだ小さなキズが残ってるのがわかります。
使うのにそんなに気になるほどじゃないから、まあいいか。



出来上がりはこちら
いただきもの駄目パイプのリシェイプ、前回の続きです。

というわけで、まずは写真左=前回の復習から。
鬼目ヤスリで、おおまかなシェイプづくりができたところです。ここまで進んでたんだけど、このままサンドブラストかけてみたい。w

CIMG3408.jpgCIMG3410.jpg

で、あんまり変わってないけど写真中。
鬼目ヤスリの裏側の細目を使って形を整えてから#100の布ペーパーで慣らすと、鬼目ヤスリでついたキズの凸凹が目立ってきます。
シェイプ的には、少しボウルに丸みを持たせて、ヒールのカーブの立ち上がりを手前に持ってきて、シャンクを絞ってサドルのステムがシュンとした感じに・・・って感じです。う~ん、微妙。w

またまたほとんど変化に乏しいですが写真右。
凸凹を消す感じで、もう一度細目の金ヤスリ~#100のペーパーという工程を2回ほど繰り返し。ここをちゃんとやっておかないと、#500とかまで行ってまた#100に戻らなきゃいけなかったりする。ちなみに、まだ少しキズが残っているのでもう一度くらいは#100でサンディングしなきゃいけなさそう。
しかし、こうして白木に剥いて好みの形になってくると、あのパイプがだんだん旨そうに見えてくるから不思議。錯覚ですが。w

元々の形から微妙にタッチを変えていくのは、まんまブロックから削り出すのよりも楽な反面、削っちゃいけないところがあったりで、気をつかう部分も意外に多い。
たとえばヒールから僅かに膨らんで、リムにかけて収束するっていうビリアードの微妙なカーブ。鬼ヤスリがつけたキズを消そうと、一部分を少し削るだけでボウルのバランスを崩してしまったりする。
ビリアードというシェイプ、実に奥が深いというか、難しい。まじでブラストしたいです。w



いつもパイプ削る時は、こんなパイプが欲しいっていうのを頭に描いて削るんだけど、こうしていざビリアードをやってみると、ビリアードってやっぱり究極のシェイプなんだなって気がしてきた。
今までeBayなんかでビリアード見てもピンと来なかったのだが、こうして削ってるうちに自分の求めるビリアード像が徐々に見えてきた気もします。そうなると、次はビリアードがどんどん気になりだした。出物の数も多いし、いや~困った。w

釣りは鮒に始まり鮒に終わるって言うし。
パイプはビリアードに始まってビリアードに終わるか知らんけど、パイプ・コレクションの第1章は、ちょっと頑張ったビリアードをゲットしてシメるぞ、ってここに宣言します。(笑)

しかしバイクのシーズンもすぐそこまで来てるし困った。w
というわけで肝心のシメがいつになるかは僕にもわかりませんが、明日からお昼はしばらくコンビニ。
KAYWOODIEのSUPER GRAIN、ミリタリー・ステムのブルドッグ。
これっていう自分好みのシェイプをあまり見つけられなかったり、ねじ込み式のステムがズレてたらどうすんのでしょう?みたいなのもあるけど、結局は狙いどころがわからないのというのが一番の理由で縁のなかったKAYWOODIE、このたびウチにも1本。
こういうスリムなアーミーにはめっぽう弱いってのもあり、金欠ってこともあって$5くらいならばと入札して放っておいたら$4.95のスタート価格で落ちた。つまりは誰にも見向きされなかったというわけで、多分そういうことなんでしょう。(笑)
というわけで不況のさなか、ワンコイン・パイプです。w

kwd1a.jpgkwd1d.jpgkwd1e.jpg

さて、初めてのアメリカン・パイプ~KAYWOODIEってことで、ちょっと勉強してみました。
SUPER GRAINというのは1931年から現在まで作られているグレードらしいということ。非常によく見かけるのはそういうことなんですね。
eBayに数多く出品されているKAYWOODIEですが、1919~1938年のものは4ケタの番号が刻印されていて、味にも定評があるらしくコレクターに人気があるようです。4ケタのうち下2ケタはシェイプNo.で、1939年以降~1972年までは2ケタのシェイプNo.だけが刻印されている、ということでいいのでしょうか。
<参考URL>
http://www.grayfoxonline.com/super.html
http://www.grayfoxonline.com/numberid.html
このコはシャンク右サイドに050Bの刻印が打たれており、一応50Bのラウンド・シャンクを持ったミディアムサイズのブルってことで良さそうですが、1つ余分についてる0が示すのは、お家芸のスクリュー式の金属フィルターを持たないアーミー・マウントってことですかいね。これが2ケタの範疇に入るのか僕には謎ではありますが。

kwd1b.jpgkwd1c.jpgkwd1f.jpg

ステムは柔らかいプラスチックのような噛み心地で、これぞモールドの見本って言う感じ。リップの開口部も狭く四角く、人の手が入ってるというよりは機械の仕事って雰囲気です。あと、かなりの中間煙道。
ところでその煙道ですが、とっても大径。綿棒がスッとチャンバー底まで入っていく位であるからして、多分うちのパイプでも最大じゃなかろうか。もしかしたらラタキア系が旨いかもしれないとコモンウェルス詰めて吸ってみたら、いやいやコレはコレでなかなか旨いじゃないですか。

というわけで今回はレストア前の写真も載せてみます。
kwd1h.jpgkwd1g.jpg
セラーがeBayに掲載してくれてた写真ですが、リムは堆積したタールで黒ずみ、ボウルのそこかしこに残る黒ずんだシミは多分ラッカーかワックスっぽいのが残ってて変色した感じ。
塩漬けしてリーミング&煙道のクリーニングなどひと通りやったあと、水蒸気をあててシコシコ拭いて、そんでまたエタノールで拭き拭きしたらステインもほとんど取れちゃって、くすんだナチュラルみたいに。そのままだとリムに残った焦げっぽい黒ずみが目立つので、オレンジと茶色を混ぜて再ステインしたら今のような状態に出来上がりました。

今回は、この程度のヤレ具合ならどこまでキレイになるかっていうのを試すのと、逆に言えばどの程度のヤレ具合のパイプなら買ってOKかっていう自分的な基準を計るっていう意味もあったので、なるほどこのくらいなら許容範囲だというのがわかって良かった。

と、このパイプ吸いながらあれこれ書いていて、やっぱりこの煙草もっと旨いハズだったって気がしてきた。もちろん自分の吸い方を棚に上げてのことですが。w
まあ、もうちょっと色々吸って試してみるとしよう。

というわけで、安けりゃ少々ハズレでも良いという考えに反省しながら、レストアは楽しかったし話をそっちに持っていきつつ、いつかまたKAYWOODIE手に入れるなら4ケタ。w

Measurements & Other Details

Shape: Bulldog (round shank)
Length: 144.0 mm
Bowl Height: 42.2 mm
Outside Diameter: 37.3 mm
Chamber Depth: 35.0 mm
Chamber Diameter: 19.0 mm
Weight: 32 g
Stem Material: Vulcanite
Country: USA

Nomenclature:
KAYWOODIE
Super Grain
IMPORTED BRIAR
050B
煙草をやめた後輩君からプレゼントしてもらった2本(ここ参照)のうち、どうにもなりそうにないほうの1本の化粧直しを開始しました。
fe ro ITALYという刻印のあるサドル・ビリアード。よくパイプ屋の入り口とかでカゴに入って¥1,000で売られてるアレです。

CIMG3400.jpgCIMG3401.jpgCIMG3402.jpg

写真左が原型。
ベタベタのラッカー仕上げで、どう見てもあまり美味そうじゃないというかハッキリ言ってマズそう。w
吸ってないから実力はもちろん不明なのでゴメンナサイですが、ざっと造形を見ても、歪んだシャンクや出鱈目な左右のバランス、水平じゃないリム等、パイプ工房の体験入学で作られたかのようなダメダメっぷりだ。そして、そんな姿をラッカー塗料で誤魔化したことで多分喫味まで落としてるであろう悲しいイタリア娘。まるで渋谷を歩いてる厚化粧した高校生だ。w

写真中はそのラッカーを剥離したところ。というかラッカー塗料で塗られたような表面を一皮剥いてみた状態。鬼目ヤスリを使ったけどけっこう固かった。
しかし原木キットから削るのを考えたら、原木キットの半分以下で買えるパイプでスタート15分でここまで行けるって楽チンで良い。まあ、シェイプは激しく制限されますが、フローの埋めもやってくれてるし。w

写真右は、サドル・ステムの細くなる部分を前方に寄せていく工程。
シャンクを今より細くするつもりなので、後ろが長いほうがバランスが良いというか、好みってことで。
スタンメル側は多少バランスを整えただけなのだけど、これだけで随分カッチョ良くなってきたと思うのですが、いかがでしょう。(笑)

というわけで、ここまで約1時間弱。
久々にパイプ削ってみたけど、指が痛い。腱鞘炎になりそうです。
というわけで今日はそろそろ寝ます。
2本目のファルコンです。
そもそもボウルをとっかえひっかえして、1本で複数本分の働きをするっていうのがファルコンのウリってことを考えたら2本も持ってること自体がその機能を否定してるようなものですが、プレゼントでもらっちゃったってことで早速UP、ほとんど新品です。ありがとうN君、禁煙応援してます♪
ちなみに前回のはEXTRAで、今回のはSTANDARD。アルミのシャンク部分の色が違います。一応グレード違いで良かった。w

falcon2a.jpgfalcon2c.jpgfalcon2b.jpg

EXTRAと違ってシルバーに輝くシャンクがいかにも近代システム・パイプ然としていて、パイプ・ラックの中で異彩を放ちます。ラックにはもうパイプ入らないけど。(笑)
ステムの裏の刻印なんかを見てると、同じストレートのCURVED STEMシェイプなのに違う金型を使用しているらしく、まあ、そんなことはどうでも良いですけど。w

今回付いてるボウルはアップル。というよりPEARとかACORNって雰囲気だけど、メーカーが言ってるのだからアップルなんでしょう。
このボウルはビリアードやダブリンに比べるとチャンバー径が大きくて浅めで、火皿サイズ的にはイングリッシュ系が相性よさげです。ただ、写真奥のEXTRAのビリアードと比べるとヒールのカーブとボウルのラインが微妙にマッチしていないとか、シェイプ的にイマイチな感じ。
あと、ビリアードと比べたらステインや木目にも歴然とした差があって、これがボウル自体のグレードや材質によるものなのかは不明だけど、特に木目に関してはオリーブなんとちゃうかって位、かなりのボウズっぷりです。

というわけで2×4になっちゃったFALCONですが、一応このアップルでも身体測定。

Measurements & Other Details

Shape: Apple
Length: 150.0 mm
Bowl Height: 40.0 mm
Outside Diameter: 39.0 mm
Chamber Depth: 32.3 mm
Chamber Diameter: 21.8 mm
Weight: 34 g
Stem Material: NYLON ?
Country: England

Nomenclature:
AN 11
FALCON
MADE IN ENGLAND
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