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YOS

Author:YOS
パイプ・スモーキングをメインにしたBlogです。
だんだん増えてきたパイプ、自分でもよくわからなくなってきたので、整理・記録しておこうという思いから開設しちまいました。
というわけで手持ちのパイプをぼちぼち紹介していきたいと思っています。

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Smoking Pipes Japan
 
今日は禁煙をはじめた会社の後輩からパイプを2本もらってしもた。ラッキー♪

falcon2.jpgfero.jpg

1本はファルコンのSTANDARDで、アップルのボウルがついたヤツ。ウチにはファルコン既に1本あって、ボウルも3つあるんだけど、さらにもう1本。ボウルは4つになりました。
パイプは数あれど2本も要るんかと聞かれたらきっと1本で充分なパイプがファルコンなんだろうけど、これはこれで有難く頂きました。
せっかくなのでレビューも載せようと思いつつ、これでレビューはほとんど終わった感もありますが、まあせっかくなので見逃してください。右のカテゴリがFALCON(2)になると嬉しい人が1人いますので。w

もう1本はfero ITALYという刻印のある、ツヤが大変素晴らしいビリアード。w
はい、どっかの代理店がゴソッと仕入れているであろうあのパイプです。いろんなとこで¥1,000くらいで売られてますね。あんまり吸う気のしないパイプです。なのできっとレビューは書きませんが、ちょっとだけやってみたいのは、miscっていうカテゴリを作ってみたい。w
(ところでmiscって、miscellaneousの略で、種々雑多っていう意味なんですね。勉強になります。)
さて、このパイプはフレスコにしてもらう予定です。


すんまそん、ウソです。

こんなん持ち込んだら絶対怒られますね。だいたい、これお願いするんだったらお気に入りのパイプを彫ってほしいし、そんなん思っても、カーボンの付き方がなってないから10年早いとか怒られそうです。
そもそも、残念ながら持込みパイプの加工は今はされてないそうですね。フレスコのあの彫りの文様ってなんとも有機的で、いつの日か手のひらに乗せてみたいと思う今日この頃。
まあ、あのプライスタグを見たら小市民がおいそれと手に出来るシロモノではないですが。うう、何言っても怒られそう。w

というわけで、ラッカーがギンギンなこのパイプは、暇つぶしに自作のベースになる予定であります。

話は変わって、最近めっけたニュース。
「加賀屋 一部店舗閉店のお知らせ」
心斎橋のそごうは閉店して大丸に吸収されるとかニュースで言ってたから、その影響ですかね~。
新聞を見れば1面には不況の2文字が踊る昨今、禁煙嫌煙で袋叩きの煙草業界は斜陽産業どころじゃないわけで、商売ベースで言ったらとてもやっていける状況じゃないのは容易に想像がつくけど、新宿のあのお店はけっこう商売っぽいと感じるのはそうじゃないとやって行けないっていうのもあるんかな。
そんな中で楽天は最高収益。かく言う自分も最近はパイプや煙草買うのもeBayとかWEBサイトが多いし、わかる気がします。というわけでパイプ&煙草業界もがんばれ!(意味不明なシメでスマソン)
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昨日1本パイプが届いたので、この週末はそのレストア。作業がてらコモンウェルスとロイヤルヨットを1ボウルずつ吸ったが、なんだかどちらもイマイチで、自分の喫煙スキルの不安定さにまだまだやなと思いつつ、まあ20年以上あれこれ飲んでる酒だって旨い日もあれば不味い日もあるし、なんて言い訳をしてみる。
そんなことを思案しながらも、黒ホッピーを買ってた近所の酒屋が閉店して、仕方なく近所のスーパーで仕入れた普通の白ホッピーをのみながら、それでも酒は旨いんだから切ないというか残酷。w

こういうときはズラッと並んだパイプ・コレクションを眺めて、これって本当に僕に必要なのだろうかという、考えちゃいけない恐ろしいことを考えたりするのだが、こうしてBlogにまとめてみると、会社からでもケータイからでもこの可愛いコ達の姿を見られて幸せな気分になったりで、まあそれはそれでいいかと思う。

というわけで、今日はウチから旅立って行ったコ達のことを記録しておこう。

brebia1.jpgbc2.jpg
写真上左から、CHACOMのマルセイユ#154。初めて自分で買ったパイプがこれだった。思えば、僕の中でパイプっていうのがずっとポパイっぽいイメージで、最初に選んだのもチェリーウッドというわけだ。このパイプは中間煙道の逆で、煙道がチャンバー底より1段下に開けられてたせいか、後半になると葉がつまりやすく、そのせいかジュースが沸きやすい気がした。いつの間にか出番がなくなったのもあって結局手放すことに。
上中央は、BREBBIAのゴーゴーっていうショート・スモーク用。ヤフオクで新品¥2,001で落札したのだっけ。全長10.5cmほどの小さなパイプで、会社で一服ってときに使っていたんだけど、パイプを始めたというバイク・ミーティングで出会った若い子にあげちゃった。今も使ってくれてたらいいんだけど。
上右は、BUTZ CHOQUINのNEVADA#1286。渋谷地下街のブリケの改装SALEで¥3,150で買ったうちの1本。今ではeBayとかでもっと安いパイプが買えるけど、あの頃はeBayの存在すら知らなかったもんなあ。このコはパイプ始めた後輩んとこに里子に出した。

bigben1.jpgstanwell217.jpgwindsor1.jpg
次は上左から、BIG BENのバルバドスのベント・エッグ。たしか加賀屋の半額SALEで衝動買いした。9mmフィルターは使ったことなかったけど、吸いやすいパイプでアロマ煙草が旨いパイプだった。アロマ系を吸う頻度が減ってきたこともあって、友人の再就職祝いにプレゼントさせてもらった。
中央は、STANWELLのREGAL#217。これはパイプの師匠にプレゼントしてもらったんだけど、ぶ厚いボウルで温度変化の少なさに驚いた。先のBIG BENと同じ理由で僕が持ってるよりいいだろうってことで、アロマ系専門の友人に可愛がってもらうことに。
最後はSASIENIのWINDSOR#58S。eBayでFOUR DOTのポットと一緒に2本で$34で落札したうちの1本。使い勝手も良くとても旨いパイプで、気に入ってくれたパイプの師匠にプレゼントさせてもらった。

とまあ、こんな感じで、もしこのコ達が今もいたらエイジ・シュートはおろか還暦まであと十数本てとこだったから怖い。しかもパイプによっては6~7回しか吸ってないんとちゃうか、ってコも居るし。
そう考えたら例え¥3,000でも1回¥400~500なワケであるからして、煙草代を除いても煙草1箱より高い。けどそんなこと言うたら¥20,000のパイプとか何回吸うたら元取れるのっていう問題になって、いやいや結局はそのパイプを吸うのは違う嗜好の世界で、台所に直結するような経済学の世界ではないということで、ああ良かった。w

そんなわけで1本¥100のホッピーも中3回で空になっちゃったので寝ます。
とりあえず、手持ちのパイプは会社に転がってるコーン・パイプを残して全部UP完了しました。うう、早くもBlogを始めた目的を達成してしまった・・・。というわけでパイプ紹介はこれにてネタ切れございます。w

20本を越えたあたりからパイプの本数をちゃんと数えたことがなかったのですが、最近は数を数えるのを自らに禁じておったわけで。だって年の数とか越えてたら怖かったから。w
しかしながら、こうしてBlogで整理すると残酷にも勝手に数が表示されてしまうわけで、ハイ、年の数越えてました。w
Pipesカテゴリのエントリー数で43本、Stanwellのフェザー・ウェイトを3本とRolandを2本まとめちゃってたので3本と、コーン・パイプの1本足してチーン!...

47本!ぐえぇぇ、そんなにあんのか。w

ちなみに記念すべき最初で最後のエイジ・シュートは$9.99の最安値パイプ、SUNRISEのポットであった模様。

さて、僕はバイク乗りでもありますので、バイクの本格シーズンとなる春からはそっちにお金が飛んでいっちゃいます。なのでパイプの増殖ペースはガクンと落ちます。いや、落ちなきゃ生活キビシイし。w

それにしても昨日は初夏のような陽気でしたね。ってことで年末以来、久しぶりに愛機のエンジン始動。今乗ってるバイクとの付き合いももうすぐ20年近くになり、走るたびに色んなとこが壊れたり、まあ随分とヘタってきています。今年はバッテリーを交換しようと思ってて¥20,000くらい飛ぶ覚悟だったのだけど、あらまあちゃんとセルでエンジンかかってくれました。この浮いた¥20,000でパイプ買いてえ。w
いやいや、そんなこと言うたら去年の春に換えたマフリャーのリボ払い、終わってないし。(涙)



ちなみにこのマフラー、シガー・パイプって言うタイプなんです。
ハーレーの世界では、よくマフラーのことをなんとかパイプって呼ぶんですね。僕のバイクに付いてるコレは、葉巻のような形をしてるから、シガー・パイプ。我が家で一番大きなパイプです。
こういう角張ったパイプは実はまったくの興味外だったんだけど、ブルとか手に入れるうちに俄然気になりはじめてきて。そうなるともう、心はパネル、パネル、パネル・・・となるわけで。w
COMOYの#363をeBayでoutbidされたのをキッカケに、DUNHILLのレターシェイプEKが$400とか行っちゃうのを指くわえて眺めつつ、その横でASHTONのXXのパネルが$100を軽くオーバーしていくのをまたもや傍観しながら、ちょっと高いかなとも思いつつThe James Island Piperで$33で売られてたこのコは我慢できずにポチッ。

COMOYのセカンド・グレード、SUNRISEの#363。シェイプNo.もCOMOYと同じで、端整な顔立ちの4スクエア=パネル・ビリアードです。あたりまえですがシッターになってて置いておけるのもいいですねパネルって。
スリムなシェイプがなんとも僕の好みで、やはりパネルはCOMOYの#363がカッチョいいと自画自賛。ユニークなハンドリング・フィールをもたらす独特の角張った感じがいかにも英国製クラシック然とした雰囲気だ。まあ、このコはフランス娘ですが。w

sunrise1i2.jpgsunrise1e.jpg

程度はリムにちょっと目立つ擦り傷があるものの、まあ全体的な雰囲気というか、初のパネルってこともあってウチのパイプ達の中に並んだ時の存在感もなかなかなので、そこらへんを補って余りあるから良しとしよう。
Amber Grainはオレンジ・ナチュラルのスムース仕上げ、Vintage Briarの刻印は樹齢の古いブライアーを使っているそうで、なんとなくちょっと得した気分。
ちなみにSUNRISEは2本目で、前のETCHED GRAINの味が好印象だったこともありお買い得なグレードという認識があったけど、このコはかなり目立つ埋めがヒールに数箇所。正直、もうちょっと目立たないような埋め方がないものかとも言いたくなるけど。まあ経年変化のせいもあるのかな。
ちなみに前回のはENGLANDの刻印があったが、今回はFRANCE。同じSUNRISEでも生産国が違うんですね。

sunrise1g2.jpgsunrise1h2.jpgsunrise1f.jpg

パッと見ステムそれ自体はビシッとフィットしていて、銜え心地も非常に良い。しかし、リップ開口部の造りに関してはどうなんでしょう、これ。かなり狭いです。w
ちなみにカーボンで埋まってるとかじゃありません。このテキトーさは、ちょっとCOMOY関係とは思えないというか、製作中に睡魔に襲われて力尽きちゃったとしか思えませんが。w
しかし目を凝らして見ると、左側にはロゴがあったと思われる跡がうっすらと残っており、どうやらオリジナルのステムのよう。
ちなみにテノン側の開口部は大きく開けられています。

sunrise1d.jpgsunrise1b.jpgsunrise1c.jpg

よくよく見ると、カッチリしてるのが命みたいなシェイプなのにボウル後ろ側の平面のとこなんかが左右対称でないとか、そんなところからも随所にフランス産セカンド・グレードっていう2段階降格ぶりを思い知らされるので、あまり細かく見つめないようにしたいパイプです。(笑)
薄めのボウルは若干温度変化に気をつかうものの、味のほうは期待したとおりのCOMOYって言われれば暗示効果もあってCOMOYの味。w

Measurements & Other Details

Shape: Four Square (Panel Billiard)
Length: 142.0 mm
Bowl Height: 44.0 mm
Outside Diameter: 31.0 mm
Chamber Depth: 37.0 mm
Chamber Diameter: 19.5 mm
Weight: 34 g
Stem Material: Vulcanite
Country: France

Nomenclature:
SUNRISE
Amber Grain
Vitage Briar 363
FRANCE
またもやSmokingpipes.comからお取り寄せした、ノーマル・リップのステムを備えたピーターソン・システムのスタンダード。今回はラスティックのキャラバッシュ・シェイプ、#305。ものぐさパイプは何本あっても良いんです。w
クリスマス時期にオーダーしたこともあって到着まで4週間もかかった。最長記録で心配したけど、今回も煙草1缶のオマケつき。銘柄は、PETERSON IRISH WHISKEY。それにしてもホリデイ・シーズンのアメリカ郵便事情たるや、まったく恐るべしだ。

しかしカッチョ良いシェイプだな#305。なんでこれ先に買わなかったんだろう。w
shuzedさんとこの305を見てて我慢できなくなったというのもありますが。(笑)

ちなみにこの#305、#309より少し小振りでスリム。正面からの写真なんかはこのパイプのスリムさがわかるカット。横から見たイメージよりスリムなんじゃないだろうか。
ピーターソンの代表的なシェイプでもあるっぽいが、なんで日本のカタログにラインナップされてないのか不思議。そういえばあの絵のオッチャンが銜えてるのも、なんとなくこんな感じのイメージがあるけれど。決して高価なパイプじゃないんだけど、とても存在感があるパイプだと思う。

peterson7b.jpgpeterson7d.jpg

荒々しく男らしいピーターソンのラスティックはこのパイプをより個性的に見せるのに一役買っている。右端の写真のリムの端っこカケちゃってるとこなんかドカベンに出てくる不知火の帽子のようで。それもこのシェイプの一番特徴的なトコロがカケてるなんて、なんともニクい演出。←あばたもエクボw

いざ量ってみたら、数値的な重量は決して軽い部類のパイプじゃないんだけど、銜えてて楽チンなのはやはり全長を短くとってベントさせたシェイプとこの角張ったリップ形状の賜物なのだろう。フルベントってずっと敬遠してきたけど、ほんと使ってみたらいいもんだなあと最近になって実感。
このパイプはヘヴィー・ローテーションになる予感がしてたけど、最近こればっかりになってそれもちょっと困った。w

あと、これ買って気づいたのだが、吸いかけでもアーミーのステムをクルッと180度まわして反対向きに挿せば、シャツのポケットに入れておいても灰がこぼれにくい。そんなベスト・ポケット的な使い方も出来て、テキトーな僕にはなんとも有難い芸達者な1本。

ところで、こいつは同じシステム・スタンダードの#309よりも火皿径が大きいのだが、テノンの煙道開口部の径もこちらのほうが太く加工されている。なのであっちはヴァージニア、こっちはイングリッシュ系との相性が良いように感じるんだが、火皿径にあわせてこういう仕様にしているんだろうか?
まあ、たまたまなのかも知れないが、そゆことも考えてのことなら意外に芸がこまかいぞピーターソン。

Measurements & Other Details

Shape: Calabash
Length: 130.0 mm (max 140.0 mm)
Bowl Height: 47.3 mm
Outside Diameter: 36.0 mm
Chamber Depth: 36.3 mm
Chamber Diameter: 20.5 mm
Weight: 46 g
Stem Material: Vulcanite
Country: Ireland

Nomenclature:
Peterson
OF DUBLIN
SYSTEM
STANDARD 305
スタンウェルのHAND MADEと刻印されたバンブー・チェリーウッド#68。
セラー曰く、シェイプ#68は1960年代からスタンウェルのカタログにラインナップにされていて、このパイプも60年代に製作されたものらしく、中でもバンブー・シャンクを持つものはレアなんだとか。ステムの王冠つきS印は、刻印になっています。

実は1年近く前にeBayでこの#68のバンブーに遭遇して一目惚れしたのだが、そのときは惜しいとこでoutbidされてしまい、それ以来ずっとこのパイプを探していて、やっとゲットすることができた。しかも前回の落札価格よりも随分安く落札できてラッキー♪

stanwell8a.jpgstanwell8e.jpgstanwell8b.jpg

それにしても、これ以上カッチョ良いチェリーウッドはそうザラにはないと思う。スリムなバンブーのシャンクなんか、僕のツボにもうドンズバで。
グレインも完璧とは言わないまでも、左側からの眺めなんてかなりイケてる気がします。うちのパイプ・コレクションは、ことチェリーウッドに関してはこれで完成。今のところですが。w

stanwell8c.jpgstanwell8l.jpgstanwell8g.jpg

しかしスタンウェルの今のバンブーもこのチェリーウッドを復活させたら売れると思うんだけどな~。少なくともコレ手に入れる前だったら僕が絶対買ったと思う。

そう言えばこのパイプ、届いたときからけっこうキレイだったのだが、とにかくクリーミーなアロマ系の香りが染み付いていて、空吸いしただけでクリーミーな味が来るのにはちょっとまいった。
S/Aメソッドをやった後もその味がしつこく残っていたので、結局S/Aメソッド2回。バンブーはよく吸湿性が取り沙汰されるみたいだけど、そういう匂いも強力に吸収してしまってるのかも知れない。

stanwell8d.jpgstanwell8i.jpgstanwell8k.jpg

ちなみにうちの棚にあるスタンウェルのサンドのチェリーウッド、実はこのバンブー#68を探していて見つけたものだったり。というわけで2人仲良くツーショット。うん、どっちもカッチョええ。w

Measurements & Other Details

Shape: Cherrywood
Length: 138.0 mm
Bowl Height: 46.6 mm
Outside Diameter: 34.5 mm
Chamber Depth: 37.0 mm
Chamber Diameter: 20.6 mm
Weight: 33 g
Stem Material: Vulcanite
Country: Denmark

Nomenclature:
STANWELL
HAND MADE
MADE IN DENMARK
68
COMOYのセカンド、GUILDHALLのアップル。COMOYのアップルはやっぱりいいな~。
シェイプNo.483は、COMOYのアップルを示す、Globeのサドルマウスピースのストレートということになるようです。うん、誰が見てもストレートや。w

というわけで年明けに我が家にお嫁入りしたこのGUILDHALL、セラー曰く1950~80年あたりの間、父親が使っていたモノだとか。 落札価格はB.I.N.で$25。
1978年刊のPipes of the world(梅田晴夫 監修)によると、当時のCOMOYの価格は一番安いサンドブラストで¥10000。 穴埋めがあるものはCOMOYのCマークは付けられずにロワーグレードとして別会社扱いされていたとあります。 当時の価格は、Townhallが¥7500、Guildhallは¥6000、Everymanが¥4800だそうです。

YOBさんの記述を拝借させていただくと、GUILDHALLは 1948年から作られてたグレードで、「Everymanと同じく、Guildhallも1960年代以降BY COMOY'Sの刻印がなされるようになるため」から、BY COMOY'Sの刻印を持たないこのパイプは、1950年代~1960年代中期あたりに製作されたもののようです。なんとなく得した気分。w

guildhall1c.jpgguildhall1h.jpg

ところで、3BARのステムっていいですね。磨くとキラキラ光って、CマークのCOMOYよりも高級感あるというか、こっちのほうが高いパイプだと勘違いしそう。このパイプは刻印もまあまあキレイに残っていて、赤外線なしで僕にも解読可能。w
素人目にすぐわかるような目立つキズがいっぱいあるわけでもないし、GUILDHALLってかなりリーズナブルなグレードですね。色合いもいいし、お味のほうだってCOMOYのLONDON PRIDEに比べて負けてないとうか充分勝ってるかもってほど旨い。僕にはこれで充分だな~。

guildhall1f.jpgguildhall1d.jpgguildhall1e.jpg

Measurements & Other Details

Shape: Globe (Apple)
Length: 136.0 mm
Bowl Height: 42.7 mm
Outside Diameter: 39.2 mm
Chamber Depth: 36.0 mm
Chamber Diameter: 21.0 mm
Weight: 37 g
Stem Material: Vulcanite
Country: England

Nomenclature:
The GUILDHALL
LONDON PIPE
MADE IN LONDON (in circle)
ENGLAND
483



ついでにCOMOYのLONDON PRIDEのアップルとのツーショットも載せちゃおう。
カッチョ良さでいえば、個人的にはテーパード・ステムのLONDON PRIDEのほうに軍配が上がるかな。まあ、我が家の先住パイプでありしかもグレードが上のコに勝っちゃったらまたバランス崩れて難しいので、そこんとこは負けてくれないとコレクション的にも困る。w

CIMG3362.jpgCIMG3364.jpgCIMG3365.jpg

それにしてもCOMOYのアップルってカッチョ良いなあ。
開設して1週間。

こちらから勝手にリンクさせていただいてたsuzedさんのLeao of Faith出張所さんoldbriarさんのYe Olde Briarさんからリンクまで貼っていただいて、身の引き締まる思い(身の縮むとも言うw)です。
僕のまったく及ばない知識をコメントでいただいたりして、自分のパイプのことが少しずつわかってきたりして、そういうのでさらに愛着も沸いたり。
こういうカタチで記録してみて良かったなあとあらためて思う次第であります。

というわけで1週間で気が狂ったように怒涛の更新をしてきたので、手元のパイプも残りあとわずか。誰だぼちぼち掲載していきますなんてプロフィール書いたの。w
この調子だと明日にはやることなくなっちゃいそうなので、今日からは戸締り用心火の用心、1日1本!(笑)

というわけで、話は変わりますが今日は修理から上がってきたライターを回収してきました。



左端のサロメのパイプ用。
これ、とっても使いやすいんだけど、半年に1回着火装置のレバーが壊れて入院するんです。僕が再着火、再々着火するのが多すぎるんだろな~。ヤッホーおかえりんこ!

ついでに我が家の着火の担い手達を紹介します。
左からそのサロメのパイプ用、RONSONのガスライター、ZIPPOのパイプ用、虎仕様百円ライター。

ライターについては改めてなんか書いてみたいんですが、まあたいしたコレクションでもないので今のところ何も書くこともないです。w

そうそう、この週末は人生初の胃カメラで、こんなの入らないワ~!の世界を経験してきました。
太めなテノン突っ込まれて割れちゃいそうなシャンクの気持ちが少しわかるような気がして、あらためて我が家のパイプさん達をいたわってあげたい真摯な気持ちになります。
お医者さんの話では、喫煙者は胃カメラに対する反射=嘔吐反応が強く出るんだという有難くないお話もあり。スモーカーの皆様、日頃の摂生にはお気をつけくださいませ。

かしこ
SASIENI FOUR DOT RUSTICのブルドッグ、タウンネームは“BROOKLANDS”。
前回のポットはけっこう厳しい状態で、USEDパイプの醍醐味を味わいつつもある意味その洗礼を受けたSASIENIのFOUR DOT。ってことで虎視眈々と狙ってたリベンジ的1本がブルになるとは自分でも予想外。とりあえず・リベンジ。w

しかしBROOKLANDSですよ。BROOKLANDSと言えば往年の名レーサーたちが名勝負を繰り広げたサーキットのあるところ。ちょっと古いオートバイ好きにはたまらんネーミングです。この幾何学的でエッジーなシェイプにそんなサーキットの町の名前がつけられたのは、僅かなミスも許されないハイ・スピードの世界を棲み家とするレーシング・マシンあるいはレーサー達へのオマージュなのではないでしょうか。(まさかブルだけにブルックランズなんてことはないかと思うが・・・w)

sasieni3a.jpgsasieni3b.jpgsasieni3c.jpg

こうして真横から見ると、博物館に佇む往年のクラシック・レーサーのような静かな迫力を感じます。ノートン・マンクスとかマチレスとかの。支えのモールまでレーシング・スタンドに見える。←幻覚です。

と妄想はここまでにして。w

こんなエッジの効いたシェイプがラスティックでちっとも崩れてないところがこのパイプの凄く気に入ってるところ。はちまき部分まで手を抜かずに彫られたラスティックの文様。僕ならここは手を抜くところです。w
真上、真下から見たらけっこう太めなシャンクが、ナナメから見たら細く見えちゃったりするのはダイヤモンド・シャンクのおもしろいところですね。サドルでなくテーパードなのもこのパイプをカッチョ良く見せてる点だと思う。いや~、カッチョ良いこれ。w

sasieni3i.jpgsasieni3h.jpgsasieni3g.jpg

ステムも刻印も、今回は良いコンディションです。刻印も全部読めちゃいます。わ~い♪
ちなみに刻印の上下にはおそらく最初のオーナーらしき人が彫ったらしきOCT 1964の文字。おそらく買ったもの何でも日付入れる人だったんだろなあ。僕の友人の父ちゃんがそうだったように。w
というわけで、このパイプは1960年代の前半に製作されたものと見て良さそうです。

sasieni3d.jpgsasieni3f.jpgsasieni3e.jpg

お味のほうも、あのポットまでとは行きませんが、当然かなりウマーです。
程度も味も良いってことで、しばらくSASIENIとかのファーストには手を出さなくて済みそうな抑止力抜群のテポドンを手に入れてマンセーな今日この頃。

Measurements & Other Details

Shape: Bulldog
Length: 139.0 mm
Bowl Height: 46.0 mm
Outside Diameter: 40.0 mm
Chamber Depth: 38.0 mm
Chamber Diameter: 19.6 mm
Weight: 37 g
Stem Material: Vulcanite
Country: England

Nomenclature:
ENGLAND
Sasieni
FOUR DOT RUSTIC
"BROOKLANDS"
COMOYのセカンド・グレード、SUNRISEのETCHED GRAIN。またまたポットでスンマソン。w
そんな欲しいってわけでもなかったのだけどポットってことでなんとなく入札していたら、$9.99の開始価格で落ちちゃってめでたくお嫁入り。というわけでシェイプNo.495はサドル・ステムのポット。

にしてもごっついボリューム感のあるパイプ。持った感じもズッシリで、これ銜えてたらそりゃビットも痩せるわ、って気がします。
サイズとかボウルの形はCOMOYの#126にそっくり。あのパイプのビットがああも痩せてるのは、そういうことか。

sunrise2b.jpgsunrise2c.jpg

OLD ENGLANDの773Rの大型版みたいな感じがするパイプです。
ETCHED GRAINの名のとおり彫りモノ系で、名前から想像するとSASIENIのラスティックのようにグレインに沿ってカービングされてるような気もするけど、文様を見てると違う気もする。彫りによって作られたグレイン、と解釈できないこともなく。

sunrise2e.jpgsunrise2.jpgsunrise2d.jpg

造りはCOMOYらしく、リップの造形なんかもしっかりしてる気がします。COMOYの#126との大きな違いはチャンバー形状で、COMOYのほうはいかにもポットらしいU字型、こっちはどちらかというとCOMOYのアップルと似た擂り鉢状。底のほうのカーボンを取りきれてないだけかも知れないけど。w

味のほうもCOMOY系の濃ゆい味で、ラタキア吸わせたらウマー。ことその部分に特化してみれば、約¥1000ってことでウチのパイプで最高のコスト・パフォーマンスを誇る1本。

Measurements & Other Details

Shape: Pot
Length: 139.0 mm
Bowl Height: 41.6 mm
Outside Diameter: 41.2 mm
Chamber Depth: 35.0 mm
Chamber Diameter: 22.8 mm
Weight: 45 g
Stem Material: Vulcanite
Country: England

Nomenclature:
SUNRISE
Etched Grain
495
ENGLAND
2本目のBARLING、今回はとても小振りでスマートなポット。
ポットっていうと素朴でなんとなく鈍重なイメージがあって、我が家のポット軍団もみなそんな感じなんだけど、このコときたらブ男大男だらけの明訓高校の中で一人かわいい里中君のよう。w

というわけでBARLINGのポットはシャンクが細目でカッチョ良いイメージがあって、ポット好きとしてはずっと憧れだった1本。このパイプのシャンクなんて、ジョイント部分で10.5mmしかない。ペンシル・シャンクって言うっぽい。まさに鉛筆サイズだ。
1本目に手に入れたプリンスみたいに刻印を打つスペースもないからか、刻印少な目。w

barlings1a.jpgbarlings1h.jpg

今回のは程度がけっこう良くて、オリジナルのステムにはBarling Crossロゴも残存。リップまわりもネットでみかける本物のBARLINGらしい作りで、銜えた感じも適度な硬さで上質なエボナイトって感じ。これ見たら、やはりプリンスのステムは100%リプレイスだってのが無知な僕にもわかるような気がします。
しかし、やっぱりポットにはサドルのステムが軽快感あっていいなあ。

barlings1i.jpgbarlings1d.jpgbarlings1f.jpg

状態がいいので写真も多めで。w
ステムの裏側にもなんか刻印あり。細かすぎて読めないが、Barlingsって書いてあるっぽい。その下の文字は顕微鏡か老眼鏡が要ると思う。w
シャンク右サイドにはサイズを表すというS-Mの刻印。小さくてめちゃ軽いので外出用とか言いたいけどポキンと逝くのが怖いので外出のお供に連れ出すのは躊躇する。
当然銜えっぱなしでも楽チンなのだが、もったいないので家の中でこんな小さなパイプに手を添えて吸ってるのは秘密。w

barlings1e.jpgbarlings1b.jpgbarlings1c.jpg

それにしても吸い吹きがスムースなパイプ。ラタキア吸わせても美味しいけど、ヴァージニアをちびちびするのが僕には合ってそう。
そろそろポットは打ち止めにしたいとコレ買って本気で思った。(笑)

Measurements & Other Details

Shape: Pot
Length: 130.0 mm
Bowl Height: 35.6 mm
Outside Diameter: 33.2 mm
Chamber Depth: 31.0 mm
Chamber Diameter: 18.5 mm
Weight: 24 g
Stem Material: Vulcanite
Country: England

Nomenclature:
BARLING'S
MAKE
1560
S-M
スタンウェルのサンドブラスト・チェリーウッド。
こういうポパイ風シェイプに弱い僕は、全く違うパイプを探していても思わず手を出してしまう。
現行のチェリーウッド#207よりは70年代のカタログにある#68に近い感じのシェイプで、なかなかカッチョ良い。リーガルあたりのグレードにこのシェイプも復活させてくれたら良いと思うんだけどなあ。

stanwell7b.jpgstanwell7c.jpg

刻印にはDM 1994とあります。
DMというのはグレードか何かでしょうか。デンマークならネットURLなどではDMではなくDKと表示するみたいだし。ステムのSのマークは、金属製っぽい質感のインレイ。僕のスタンウェルでインレイ風のものはバンブーのCutty1本しかなく、あとのは印刷みたいな感じなので、まあまあのグレード?
1994というのはスタンウェルのシェイプNo.にしては桁が大きいので製造年代なんでしょうか。ちなみに、スタンウェルのステムがエボナイトからアクリルに変更されたのは95年あたりからだそうなのですが、このパイプのステムもエボナイト。
凝ってると思うのは、モーティスの中に埋め込まれたエボナイトらしきリング。補修じゃないと思うので、補強の意味合いかな。凝ってる割には、煙道はわずかに左にそれてたりして加工精度はそんなに高くはないみたいだけど。

ところでこのパイプ、とても軽くて使い勝手は良いのだが、ラタキアを吸わせると全然旨みが出ない。ヴァージニアならそこそこ甘みも出るんだけど、スタンウェルってラタキアとの相性は良くないのだろうか。現行のスタンウェルではラタキア系を吸ったことがないからわからないけど、原木キットから作った自作チェリーウッドのほうが、ことラタキア系に関しては得意なんていうのも謎。

Measurements & Other Details

Shape: Cherrywood
Length: 141.0 mm
Bowl Height: 42.0 mm
Outside Diameter: 34.0 mm
Chamber Depth: 36.0 mm
Chamber Diameter: 20.0 mm
Weight: 32 g
Stem Material: Vulcanite
Country: Denmark

Nomenclature:
STANWELL
MADE IN DENMARK
DM 1994
ピーターソンのシステム・プレミアの#301。波打つようなサンドブラストが味わいのある雰囲気。#301はハーフベントのポット。ポット好きな僕としては、システムの中では一番好きなシェイプなんだけど、TSUGEさんはどうして国内販売のラインナップに乗せないのかな~。

ちなみにこれ、初めて手に入れた銀巻きパイプだったと思います。ニッケルとは違う輝きが嬉しかったなあ。
TSUGEのカタログ曰く、シルバーのホールマークで製造年代がわかるとあったので、ピーターソンのサイトのHallmarkingで調べてみると・・・。
3つの模様の右端が“T”に見えるところから、1961年か2003年?
字体は斜めにはなっていないので、1961年製なのではないかと思われます。

peterson4c.jpgpeterson4f.jpg

ちなみに見てのとおり、ステムはリプレイスのノーマル・リップに換装しています。P-リップ苦手だし。
というわけで、オリジナルのP-リップ仕様の写真も載せておきます。やはりオリジナルのほうが断然カッチョいいのは確かですね~。オリジナルのほうにはアルミのフィルターも付いてます。リプレイス用は、スタンダード用しか用意されていないのでフィルターはナシ。

peterson4e.jpgpeterson4b.jpgpeterson4d.jpg

ところで#301用のリプレイスメント・ステム、届いたものは僕のパイプのモーティス径より太く、使うにはサンド・ペーパーでダボの径を絞る必要がありました。おそらく現行のものと一昔前のものではサイズが違うのでしょう。ということは、やはりこのパイプは1961年製ということかなとも思いますがこれ如何に。
このパイプ、ラタキア吸わせると旨いです。やっぱりシステムとノーマル・リップの組み合わせは楽チンでいいなあ。

Measurements & Other Details

Shape: Bent Pot
Length: 138.0 mm
Bowl Height: 44.5 mm
Outside Diameter: 37.0 mm
Chamber Depth: 36.5 mm
Chamber Diameter: 20.5 mm
Weight: 48 g
Stem Material: Vulcanite
Country: Ireland

Nomenclature:
PETERSON'S
SYSTEM
PREMIER
MADE IN THE REPUBLIC OF IRELAND
301
DUNHILLがパイプの王様なら、なんとなくBARLINGは神様って感じ。だってYOBさんとこ見るまで知らなかったもの。どっちがエライとかじゃなく、見たことなかったって意味で。
というわけで我が家にもBARLINGです。しかし長い名前。w
シェイプNo.は326Bということでプリンス、Fossilというサンドブラスト・フィニッシュのパイプは、1945~62年の間に生産されたという説だそうです。こういう名前の色々にウンチクがあって、所有欲を刺激します。

しかしなんとも言えないゴツゴツしたサンドブラストの木肌。それにスマートな御姿。こういう細いシャンクのプリンスに弱い僕、実はずっとSASIENIのプリンスを探していたのだけど、このパイプを前にして我慢できずにポチっと逝ってしまった。寂しいけどさようならSASIENIのプリンス君。w

barlings2a.jpgbarlings2b.jpgbarlings2d.jpg

セラー曰く、BARLING CROSSのロゴはバフアウトしたか、もしくはリプレイスメント・ステムだろうとのことだったけど、これは多分間違いなく後者。テノンの加工とかがキレイじゃないし。まあ、そのおかげで落札できたような気がします。
吸ってみた感じは、吸い吹きがとにかくスムースなのには驚き。このステムも、吸ってみた限りではそんなに出来の悪いものでもないような。

barlings2e.jpgbarlings2f.jpgbarlings2g.jpg

刻印とかはとてもキレイで、僕のパイプには珍しくほとんど全部読めます。
美味しいパイプ。えっへっへ、思い込みか。w

Measurements & Other Details

Shape: Prince
Length: 157.0 mm
Bowl Height: 35.0 mm
Outside Diameter: 38.8 mm
Chamber Depth: 30.5 mm
Chamber Diameter: 18.6 mm
Weight: 26 g
Stem Material: Vulcanite
Country: England

Nomenclature:
BARLING'S
MAKE
YEOLDEWOOD
326B
EL
"Fossil"
MADE IN ENGLAND
T.V.F.

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TSUGEの加賀901ライト。
なんとなく、こういうちょっとブサイクなシェイプはほっておけない。加賀っていうのは1980年代にヨーロッパへの輸出用に作ったシリーズで、ライトというのはライト・カラーのステイン、901ってのはブランデー・タイプのこのシェイプ。以上カタログより。

とある航空会社のマイルが年末で失効するときに、マイルをYahooのポイントに交換できるっていうキャンペーンで¥10000分のYahooポイントをゲットして、そのままポイントが化けたのがこのパイプ。まさかマイルでパイプ買えるとは思わんかった。w

tsuge3b.jpgtsuge3d.jpg

このパイプもラッカー仕上げだったので耐水ペーパーで剥離。グレインはまあまあいけてると思います。シャンク裏にちょっと目立つ埋めがあるけど、あんまり埋めは気にならないタイプなのでまあいいや。
アクリルで噛み放題のステム、そして重さのわりには短いからなんとか銜えたままで保持できるので、吸いながらPCでタイピングしたりするときに使ってます。
しかし、いろんな煙草を吸ってみたけど、ことイングリッシュ系に関しては何を吸ってもイマイチで、着香系用に落ち着いた。ポイントはヤフオクで使うべきだったかとも思う今日この頃。w

Measurements & Other Details

Shape: Bent Brandy
Length: 124.0 mm
Bowl Height: 42.5 mm
Outside Diameter: 42.0 mm
Chamber Depth: 34.0 mm
Chamber Diameter: 20.0 mm
Weight: 47 g
Stem Material: Acrylic
Country: Japan

Nomenclature:
TSUGE
KAGA
901
HANDMADE
IN JAPAN
なかなか見栄えのするパイプじゃなかろうかと思います。ってわけで一目惚れして気がつけばリュックの中に居たTSUGEのTOKYOの#502、ラフトップのバンブー。

このTSUGEのサンドブラストって、彫りは浅いんだけれどもキレイに目が出ていてけっこう好きです。なんとなく秋の屋外で渋くキメたい感じの枯れた佇まい。そして手前に反り返った感じのスリムなボウル、細いバンブーのシャンク。
これ見つけたときはウチの棚に置いてるStanwellの#62がギュ~ンと色褪せていった。w

tsuge1c.jpgtsuge1b.jpg

チャーチワーデンほどじゃないけど、長さによっていくらか煙がクールになるっていうのは、このパイプ吸ってるとそんな気がします。しかし、この長さとアタマでっかちなバランスのおかげで、とても銜えっぱなしじゃ吸えないので、このパイプを野外でふかすという買ったときの目論見は未だ成就せず。w

V字型のチャンバーで底のほうに来たらかなりボウル熱くなってくるのが欠点だけど、そこは喫煙スキルでカバー。いつの日か出来たらの話ですが。w

Measurements & Other Details

Shape: Bent Dublin
Length: 174.0 mm
Bowl Height: 64.0 mm
Outside Diameter: 40.0 mm
Chamber Depth: 50.0 mm
Chamber Diameter: 20.5 mm
Weight: 42 g
Stem Material: Vulcanite
Country: Japan

Nomenclature:
TSUGE
TOKYO
502
初めて手に入れたSASIENIのFour Dotのポット。見てのとおり、ニッケル・シルバーのバンドでリペアーされています。

これは2本で$34で落札したうちの1本で、届いたときには煙道も詰まってるし、リプレイスのステムは途中までしかはまっていないとか、まあけっこうヤレた状態でした。
そこでステムはWalker Briar Works(以下WBW)にFour Dot入りのリプレイスメントの製作を依頼することにしました。(買ったとき付いてきた適当なステムは自作のうちの1本に移植。)

そしてDUNHILLのチェリーウッドと一緒に出来上がってきたリプレイスメント・ステムだったのですが、これが超タイトなフィッティングで、パキ~ンとシャンクにクラックが入ってしまってあらら。(涙)
WBWのデイヴさんに連絡したら、送料持ちでバンドでリペアーしてくれました。バンド代も無料。デイヴさんいい人!
というわけで、待ちに待った1服目はバルカン・ソブラニーで。いや~、これは旨いパイプです。僕の持ってるパイプの中でも多分ダントツ。OLD ENGLANDでSASIENIの味はとても気に入ってたんだけど、そのキャラをぐっと強くしたというか、とにかくどう吸っても甘くて旨い。

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Four Dotを再現してくれたWBW製のステムに目を移すと、DUNHILLのほうと違ってこちらはテノンが2段。リップ形状なんかも全く違うので、ベースにしているステムが違うのか、はたまた作ってる人が違うのか、って感じがします。リップ開口部なんかも、こちらのほうがかなり小さめだし。
ちなみにバンドのせいで目立たないけど、このステムもフィッティングはいまひとつかな。

sasieni1e.jpgsasieni1d.jpgsasieni1f.jpg

さて、SASIENIというとシェイプを示すタウンネームがあるのだろうけど、このパイプは刻印がほとんど消失していて、僕にはよくわかりません。セラー曰く、MOORGATEのMが見える、ってことだったけど、どうなんやろか。MOORGATEとはボウル形状が違うような気がするし、僕にゃそのMよくわからんけど。どなたかこのパイプのタウンネーム教えてください。w
ほとんど坊主の刻印でなんとか読めるのは、ラグビーボール状のMADE IN・・・と、LONDON MADEのアタマのほうがうっすらと、その下のPA・・・。PAから続くのは多分PATナンバーだということで、わかるのはPATナンバー廃止になる前の年代かなってくらい。1950年代以前のものってことになるんじゃろか。

しかし、こんだけウマイとなると次はもうちょっとキレイなSASIENIがどうしても欲しくなっちゃうわけで、んだけどまたポットのRUSTICを買うのもなんやしと色々悩みが増えて困った。w

Measurements & Other Details

Shape: Pot
Length: 137.0 mm
Bowl Height: 41.0 mm
Outside Diameter: 38.7 mm
Chamber Depth: 35.0 mm
Chamber Diameter: 20.5 mm
Weight: 39 g
Stem Material: Vulcanite
Country: England

Nomenclature:
MADE IN ENGLAND (rugby ball)
LONDON MADE
PAT No.150221/20
自作パイプ第5弾。実はその後の自作パイプ封印のキッカケになった反省の1本。(笑)

自作にトライする動機っていうのは、売ってないシェイプを作るとか、売ってるけどそりゃ作家モンで予算的にムリだからソレ風のを、とかが普通だと思います。しかし自分で作ったパイプを使ってると、どうしても気に入らないとこが出てきたりするのは前トピでも書いたとおり。
で、このコも最初は全く違うシェイプだったわけで。

初めてラフトップのプラトゥを買って、いざデンマーク作家風をつくるんだべとヤスリを手にとったものの、ラフトップの原木って、そのままだとチャンバーが深すぎるのが多いんですよね~。この原木もそうだったので、まあいいかとラフ部分を削って出来上がったのは、金魚風2段ダボのエッグっぽいパイプ。

しかし結局気に入らなくなって、ちょうど中古パイプに付いてきて使わなくなって転がってたテーパードのステムをつけてすり合わせしてみたら、こんなん出来ちゃいました。
ところでシェイプは自分的にはプリンス風亜種なのだけど、これ何?w

yos4a.jpgyos4b.jpgyos4c.jpg

でっかい目玉風のボウルからヒョイと出て微妙なS字カーブを描くシャンクからステムの流れ。
当初のデザインがラッパ風のシャンクが上向いてるような感じだったので、こうするしかなかったのもあるが、結局ここが落とし穴に。

原木キットってアルミ製のヤニ留めが付いてるので、モーティス自体はテノン長よりもずいぶん深く加工されており、そのおかげでシャンク長を短く詰めてみたりというコトも割とカンタンに出来るのだけど、
そこからチャンバー底に伸びるエアホールはと言うと、ベント角によっては勿論上向いてたりするわけで、ストレートでも真っ直ぐとは限りません。
つまり、モーティスがどこまで深いかをちゃんと計測せずに、煙道のラインが外に飛び出さないってことだけ意識して削っていると、知らず知らずに穴を開けてしまうという事故に遭っちゃうことがあるわけで。

この場合は、煙道が上に向いてたから、シャンク上側をあまり削りすぎてはイカンという間違った思い込みにとらわれて、しかしシャンク径はある程度一定にしたいが故に下部を削りすぎてしまったのでした。

結果、穴んポコまでは空かなかったものの、一部それこそ皮一枚くらいのめちゃ肉薄になってしまい、吸ってる間にそこが黒ずんできてガ~ン!(涙)

というわけで可哀想なこのコは前線を退いて、床の間の飾りになってたけどそこも混んできて本当の箱入り娘になってしまったというトホホなお話でした。
以上、駄文長文スンマソン。m(_ _)m

Measurements & Other Details

Shape: ?
Length: 135.0 mm
Bowl Height: 41.8 mm
Outside Diameter: 44.3 mm
Chamber Depth: 35.0 mm
Chamber Diameter: 20.0 mm
Weight: 44 g
Stem Material: Vulcanite
自作パイプ第4弾、チェリーウッド。
最初は、バレル型のボウルでヒールも少しラウンドしたのが出来上がったんだけど、やっぱり自立したほうが使い勝手もいいし、ってことで円筒型にリシェイプ。
自作のパイプは一応全部自立はするのだけど、やっぱりコレが一番使い勝手が良くて気に入ってます。お店で売ってたら買いたいかも。←かなり手前ミソw

ボウル左前面にスジ状のキズが出たので一応パテ埋め。右側から見たグレインはとってもいいんだけどなあ。

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原木キットでチェリーウッドを作ろうとすると、シャンク下側のヒールを長く取れる原木を探す必要があって、ちょっと苦労しました。底のほうはあまり削りたくないので、ヒールの仕上げはイマイチ。よって写真掲載してません。w

チェリーウッドを自立させようとするとシャンク~ステムをかなり軽めにしないといけないので、シャンク長も15mmくらい削って詰めて、直径も12mmまで絞ってみたんだけど、しかしそれでも煙草を詰めないと自立しなかったので、テーパードのステムをサドル状に削ってみたら、やっとビシッと自立してくれるようになった。
あと、あちこち削ったことによる副産物として、パイプ自体が軽くなって使い勝手もUP、結果かな~りカッチョ良くなったと自画自賛♪
やっぱりポットとかチェリーウッドはいいなあ。

Measurements & Other Details

Shape: Cherrywood
Length: 140.0 mm
Bowl Height: 42.0 mm
Outside Diameter: 33.7 mm
Chamber Depth: 32.8 mm
Chamber Diameter: 19.5 mm
Weight: 33 g
Stem Material: Vulcanite

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自作パイプ第3弾です。何本目に作ったか忘れたけど、たしか出来上がったのは現存では3本目だったかと。
目の前にある自作パイプは、気に入らないところがあると許せなくなってきて、すぐリシェイプしちゃったりするもんで。自分で使う用のパイプっていうのはずっと手元にあるのがいけないんだと思います。きっと作家さんだって、出来たパイプを使いながらずっと見てたら、形を手直ししたくなると思うんだけど。いや、それ売っちゃって、また作ればいいか。w

話をパイプに戻します。というわけで今回はポット。

yos5b.jpgyos5c.jpg

初めてクラシック風のシェイプにチャレンジして出来たのがこのコです。ボウルがフォワード・カント気味の、ちょっとダブリン的エッセンスを加えたポットにしたくって、こんな感じに。
安い原木にしてはグレインがわりとまともに出てると思うんですが、いかがでしょうか。

直タイプの原木ってことで、基本的に煙道とチャンバーは直角なわけで、それを前傾にするのにチャンバー内を削るというのが厄介でした。結局、見た目ほどはチャンバーは前傾していないので、ボウルの厚みは均等ではありません。
あと、ポットってリムがあまりにブ厚いと軽快感が損なわれてドン臭くなるので、そこそこチャンバー径を広げようとしたけど中のほうまではスンマソン無理でした。w
ってわけでチャンバー径は最上部で23mmありますが、ちょっと下に行くと18mm。アサガオ型の火皿になったせいで、乾いた葉っぱが詰め難いパイプになっちゃったかも。(笑)

Measurements & Other Details

Shape: Pot
Length: 145.0 mm
Bowl Height: 42.0 mm
Outside Diameter: 37.0 mm
Chamber Depth: 35.5 mm
Chamber Diameter: 23.0 mm
Weight: 40 g
Stem Material: Vulcanite

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自作パイプ第2弾。
アップル風のボウルでヒールがぽっこり出た感じのを作ろうと思って何度かリシェイプを繰り返したら、こんなん出来ました。
ナナメ前から見たのと後姿がチャーム・ポイントだと思うんだけど、かなり自己満足の世界。w

yos3a.jpgyos3b.jpgyos3c.jpg

ちょっと後ろに重心を残したようなボウル形状が気に入ってるんだけど、本当は普通のテーパードのステムを使いたかったかも。
原木はストレート・タイプで、ステムがかなり長かったので、穴をあけてダメにしちゃった別の自作パイプの曲がりステムを移植。別売りとかもそうだし、キットのテーパード・ステムって長めのしかないし、さすがにステムの長さを詰めるのは難しそうで。

シャンクも長すぎたので、いくらか詰めてみた。シャンクとマウスピースのジョイント部分の面出しを初めてやったのもこのパイプ。
個人的には全長を140mm前後にしたいというのがあって、そのあたりが自分には使いやすいパイプって気がする。
というわけで、だれかこのパイプのシェイプ何て呼んだらいいか教えてください。w

Measurements & Other Details

Shape: ?
Length: 133.0 mm
Bowl Height: 43.0 mm
Outside Diameter: 38.3 mm
Chamber Depth: 32.6 mm
Chamber Diameter: 20.0 mm
Weight: 38 g
Stem Material: Vulcanite

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マウスピース付きの穴あき原木キットからの自作パイプです。
人にプレゼントしたり削りすぎて穴あけちゃったりで、手元に残ってるうちで一番古いのはこれだったかな。
たしか3本目に作ったやつで、Stanwellの#11みたいなのイメージで。
Stanwellのはフィルターが入るようになってるデザインなので、シャンクが太いのがちょっと。というわけでこのコのシャンク径は13.5mmくらいです。

yos2a.jpgyos2b.jpgyos2c.jpg


原木キットは1/8ベントのやつを使用。木目によって塗料のノリにムラが出来て、ステインのトーンを統一するのに苦労しました。一応、自立するシッター・タイプのBent Potって感じ?

Measurements & Other Details

Shape: Bent Pot?
Length: 140.0 mm
Bowl Height: 40.0 mm
Outside Diameter: 37.0 mm
Chamber Depth: 28.0 mm
Chamber Diameter: 20.0 mm
Weight: 43 g
Stem Material: Vulcanite

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ポット連投に一息ついて、ちょっと変り種パイプを紹介します。って言ってもどこでも買えるけど。w
ピーターソン、カーステンとか、いわゆるジュース除去機能を持ったシステム・パイプのひとつ、ファルコン。パイプを初めて間もない頃に、ジュースが沸かない喫煙をとにかく体験してみなイカン!という気持ちから手にしました。←沸かないのじゃなかったんですけどねw
ちなみに当時ピーターソンはP-リップで悪戦苦闘中で、カーステンはちとデザインが僕にはダメ、このファルコンならデザインもなかなかお洒落ってことで。
サイボーグみたいなパイプだけど、こういう機能がそのまま形になったモノって、機械好きには惹かれるものがあったり。アルミ・ステムが銀色のヤツがスタンダードで、このコはそのステムが茶色に処理されたEXTRAというタイプで、サイボーグ感はやや弱めなとこが良い。

falcon1a.jpgfalcon1g.jpgfalcon1b.jpg

ところでファルコンって、元々はアメリカ製だったんですね。てっきりイギリスだと思ってました。1949年から本格的に生産され、1963年にイギリスに渡ったのだとか。(ここ参照)

ブライヤー製のボウルとアルミ製のステム部分とが取り外しできるのってのがファルコンの一番の特徴で、ボウルの形状を変えることで着せ替えを楽しめたり、そのボウルの下=火皿底にモール・クリーナーのようなフィルターを付けてジュースを除去すること、スクリュー状になったアルミの煙道が煙の冷却効果を高めることがセールス・ポイント。

一番優れてると思う点は、なんと言ってもチャンバー底部の煙道開口部の形状で、ボウルの底に空いた約10mmの穴に、アルミ・ステム側の直径約9mmの凸状の突起がフタをして、その隙間から煙を煙道内に導く構造。そのおかげで、普通のパイプのように葉が煙道入り口を塞いでしまうことがないし、空気の流れも平均的に真下に向かうので、葉の燃え方も偏りが起こり難い気がします。(フライヤー見るとわかりやすいかも)
こんな構造が出来るのも、ボウルを取り外しできるという仕組みならではですね。なんだか凄いぞファルコン!使ってる人あんま見かけないけど。(笑)

ちなみに吸い口は塩ビ(ナイロン・プラスチック?)っぽい感じで、かなり安っぽいですが、まあ完全実用寄りのパイプだから耐久力で勝負。w
気になるフィルターのランニング・コストもモールをハサミでちょん切って代用すればOKってことで。

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着せ替えボウルはダブリンと、メシャムラインのラスティックのビリアードで1人3役。
ダブリンはやや細目のチャンバーでもっぱらヴァージニア、メシャムのほうは着香系、ビリアードはラタキアをメインに場所を選ばず活躍。バイクでキャンプ行って酔っ払ってパイプ折るなんてことが怖い僕のアウトドアの強~い見方です。(笑)

というわけで、身体測定は、ビリアードでやってみました。刻印はアルミ・ステムの裏側。

Measurements & Other Details

Shape: Billiard
Length: 147.0 mm
Bowl Height: 42.0 mm
Outside Diameter: 33.5 mm
Chamber Depth: 35.0 mm
Chamber Diameter: 19.0 mm
Weight: 34 g
Stem Material: NYLON ?
Country: England

Nomenclature:
AN A
FALCON
MADE IN ENGLAND
COMOY'SのTRADITIONのポット。シェイプNo.126は、eBayやESTATE PIPEのショップでもけっこう頻繁に見かけるシェイプで、COMOY'Sのわりと代表的なシェイプのようです。
ずんぐりとした迫力あるボウルに大径のチャンバー。最初手にしたときは、デカすぎるやろ~、てちょっと驚いたけど、ボウルの厚みも充分で温度変化も少なく、ラタキア吸わせたら僕の手持ちパイプの中では一番美味しいパイプかも知れない。特に着火してすぐあたり。

ボウル上部が僅かに絞られていて愛嬌のあるシェイプに、横から見たら水平に流れるグレイン、ボウル前後にバーズアイっていうちょっと変わった木目もお気に入り。

comoy2b.jpgcomoy2f.jpg

セラーによると、製作年代は1940年代のものじゃないかということですが、これ如何に。
刻印で僕にはっきりと読めるのはシェイプNo.の126だけで、バッフィングのせいでマウスピースもややヤセ気味。リップもかなり薄くなっているので、銜えっぱなしで吸うと重みもあるからバキッとやっちゃいそう。w
ということで必然的に手で保持しながらの喫煙になることもあり、大容量のチャンバーもあいまって、ゆったり時間の取れるとき専用。

comoy2c.jpgcomoy2d.jpgcomoy2e.jpg

Measurements & Other Details

Shape: Pot
Length: 140.0 mm
Bowl Height: 40.0 mm
Outside Diameter: 41.5 mm
Chamber Depth: 33.2 mm
Chamber Diameter: 23.5 mm
Weight: 42 g
Stem Material: Vulcanite
Country: England

Nomenclature:
COMOY'S
TRADITION
MADE IN LONDON
ENGLAND
126

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ポットが続きます。GBDのINTERNATIONALというグレードで、なんとなく70年代のような気がする大径ポット。(笑)
グレインもまあまあ良いし、なによりシュンと伸びたスクエア・シャンクとボリュームあるボウルのアンバランスが気に入ってeBayで約$18で落札。というか僕しか入札いなかったのだが、思えばそこが落とし穴だったかも知れない。シロートがお買い得ユーズド・パイプを手に入れることの難しさを思い知った1本。w

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セラー曰く、ボウルの下に黒ずみがあるけど、焦げではナイのコトヨとのことだったが、チャンバー内が焦げまくり。(涙)写真右下がその黒ずみだが、きっとこれはチャンバーの底の焦げたときに一緒に出来たものだろう。・・・ようするに焦げだと思います。

gbd1c.jpggbd1f.jpggbd1e.jpg

というわけでチャンバー内はけっこう厳しい状態で、掃除して吸ってみたら当然コゲ臭い。
アルコールで掃除して、リーミングしてたらチャンバー底に穴空くんちゃうかってくらい、取れるわ取れるわカーボンが。・・・ってもしかして焦げた木が一緒に削れてる?
怖すぎて、掘り進むのヤメました。(笑)

チャンバー底が薄すぎて吸ってるとソコだけ異常に熱くなるので、TSUGEから出てるブレークイン用カーボンに灰を混ぜたりして2~3回塗り重ねてみた。それで一応普通に吸える状態になったのだが、これが意外に旨いのに驚いた。しかし、いまだにどこまで炭=カーボンでどこからがブライアーなのかが気になる。w

Measurements & Other Details

Shape: Pot
Length: 146.0 mm
Bowl Height: 40.5 mm
Outside Diameter: 40.2 mm
Chamber Depth: 34.7 mm
Chamber Diameter: 23.0 mm
Weight: 36 g
Stem Material: Vulcanite
Country: England

Nomenclature:
GBD (logo)
INTERNATIONAL
LONDON MADE
LONDON. ENGLAND
2255

Sanieniのセカンド・グレード、OLD ENGLANDラスティックのショート・レングスなポット。
ポットは素朴な形のボウルから伸びたシャンクが細いのが僕の好みなわけで、これはまさにそんなシェイプ。もうちょっと長さがあったら、ソレはソレでとても男前なんだろうけど、使い勝手はこのくらいのほうがいいかも。

ちなみに、このコは初めて手に入れたSasieniで、初めて吸ったときには他のパイプと全然違う味、しかも旨いので驚いた。これがオイル・キュアリングを施されたパイプの味なのね、と。
そういえば、持ったときにも軽いなと感じた。目から入ってくるイメージから予測した重さより軽いというか。もしかしたら、それもオイル・キュアリングのおかげだったりするんだろうか?今回、実際量ってみたら24g。やっぱり軽い気がする。

セカンド・グレードは値段的にも手頃なのが多いので、これ以来Sanieniはずっと気になっているパイプ・メーカーになりました。

sasieni2c.jpgsasieni2b.jpg

写真では分かり難いけど、テノンの中には折れてしまったのだろうアルミ製チューブが残存。
刻印は読みにくい状態ですが、YOBさんにある773Rとほとんど同じようです。ということは、このパイプも戦前のもの?
インナーリムの形は違いますね。もしかしてリーミングで削られてて、軽いのはそのおかげ?w

sasieni2d.jpgsasieni2e.jpgsasieni2f.jpg

Measurements & Other Details

Shape: Pot
Length: 124.0 mm
Bowl Height: 36.5 mm
Outside Diameter: 37.5 mm
Chamber Depth: 35.0 mm
Chamber Diameter: 21.0 mm
Weight: 24 g
Stem Material: Vulcanite
Country: England

Nomenclature:
MADE IN ENGLAND (rugby ball)
773R
OLD ENGLAND
LONDON MADE
またもやピーターソンで、アイリッシュメイド・アーミーのプリンス。
特に貴重なパイプじゃなくて、だから外出用にテキトーに扱えて、そんで軽くてっていう3拍子揃ってるパイプは何本あっても良い。というか何本あっても足りないとは、大きな声じゃ言えない。
というか、そんなに外出先で吸わないのに!って最近気づいた。w

まあ、そんなパイプを探してて渋谷地下街の角、有泉でこのパイプ買ったら、あの愛想のないオバチャンが急にニコニコ顔になってワロた。w
ちゃんとモール・クリーナーもつけてくれたし。以来、アソコは愛想いいお店。

流石にこのあたりのグレードだと、シンメトリーもビシッと来てるわけもなく、小さなキズは穴埋めもなく放置なのがピーターソンの漢らしいところでしょうか。というわけで、写真は木理の良いサイドから。

peterson3b.jpgpeterson3c.jpg

このパイプはもっぱらヴァージニア、と言っても今のところ僕の場合はロイヤルヨットしか吸いませんが、とにかくそれ用。小さな火皿がマッチしているのか、深く味わえてないのか(多分そうだw)、なんぞ作業中に銜えパイプでチビくるのにはもってこい。
ジュースが沸いたりしても、ステムを抜いてフッと吹けば良いし、アーミー・プッシュというのはパイプ界の大発明だと思う。ただし、このパイプはモーティスが深すぎてステム先端に余分なスペースがあるからか、ジュースも沸き易いようだ。仕上げからも推測できることだが、旨いパイプが何本か増えた今ではお手軽さ第一のショート・スモーク用パイプという立ち位置が定着してきた感もあり。

まあ、薄い色合いも使ってる間に少しずつ深みが出てきたような気がして、わりと気に入っています。

Measurements & Other Details

Shape: Prince
Length: 137.0 mm
Bowl Height: 32.4 mm
Outside Diameter: 37.7 mm
Chamber Depth: 26.0 mm
Chamber Diameter: 18.0 mm
Weight: 32 g
Stem Material: Vulcanite
Country: Ireland

Nomenclature:
K&P PETERSON
IRISHMADE 407


スタンウェルのサンドブラスト、ローデシアン・ベントの#191。

オイ!鬼太郎!と茶碗風呂の中から叫んでそうな佇まいに一目惚れして中野のフヂヤで捕獲した目玉親父。w

デンマーク風なパイプに惹かれながらも、所謂フリーハンドよりはクラシック・シェイプをチョイチョイっと崩してみました的なのが好みであって、永谷園のお吸い物にゆっくり浸からせてあげたいくらい愛嬌のあるこの目玉親父をスルーするなんてできなかったんよ。w

しかもその頃は、いかにも英国的にシャキっとしたシェイプのブルドッグとか、ローデシアン・ベントとかにはあまりソソられなかったんだけど、そんなエッジが立ったシェイプなのにサンドブラストってトコロとかも、なんとなくカワイイくて。

stanwell3b.jpgstanwell3c.jpg


このパイプ、一回ラタキア吸わせたんだけどコレがまた全然旨みが出なくてやっぱりアロマ系。
最近はなんとなくアロマ系=スタンウェル=アクリルのステム=噛みっぱなし的方程式になっており、されどこの銘柄はアロマ系の常喫にすんべー、って葉っぱもないもんだから、ちょっと登板回数も減少気味なのと、お風呂にグレインが負けてるのが目玉親父の悩み。w

Measurements & Other Details

Shape: Bent Rhodesian
Length: 127.0 mm
Bowl Height: 47.0 mm
Outside Diameter: 43.6 mm
Chamber Depth: 38.0 mm
Chamber Diameter: 19.6 mm
Weight: 41 g
Stem Material: Acrylic
Country: Denmark

Nomenclature:
STANWELL 191
MADE IN DENMARK
De Luxe
フカシロのローランド。
この2本は渋谷の地下街のタバコ屋さん、ブリケが改装するまえのタタキ売りセールで¥3150で買ったパイプ達。
ローテーションのために本数を増やさんとイカン!っていう強迫観念と、目の前で¥3150で売られてるパイプを見逃したらいけないっていう衝動。w
というわけで僕のパイプ生活の初期を支え、コレより旨いパイプがあるってのもあって今はあまり出番が廻って来なくなっちゃった2本です。

まずはポット。
今では引退しちゃったブリケのオバチャン同様に、けっこう長い間お店に放置されていたらしきこのシリーズ数本のうちの、シェイプ的には#5。
タバコを吸いかけでも置いておけたり、ボウルにそこそこの厚みもあって、なによりその原始的なシェイプが気に入ったんです。
たとえば原木からパイプを削り出すとして、タバコを燃やすというその用途だけ考えたら、ビリアードよりも先に出来てもいいというか、そういう意味で原始的なシェイプだと思うわけで。
そんなこともあり、初めて手にしたポットがコレで、その後僕はポットというシェイプに惹き込まれていくキッカケになったような気もします。
まあ、その後ポットが増えちゃったおかげで現役引退っていう切なさもあるけれど、ポットっていうことだけで記念碑的な1本。(笑)

roland2b.jpg

Measurements & Other Details

Shape: Pot
Length: 141.0 mm
Bowl Height: 39.5 mm
Outside Diameter: 41.0 mm
Chamber Depth: 32.0 mm
Chamber Diameter: 19.5 mm
Weight: 39 g
Stem Material: Vulcanite
Country: Japan

Nomenclature:
Roland
Old Briar
VOGUE



続いて同じシリーズの、これは1/8ベントのアップル。
吸いかけで放置するにはスタンドが必要なものの、ポットより軽量で、ベントってこともあって銜えっぱなしに向いてるというか、そんなワケでかなり適当なシチュエーションでつい最近まで大活躍。
しかし使い勝手はいいしバランスもいいシェイプだとは思うんだけど、その分中途半端で。
味もカタチもあんまり個性が感じられないというか、磨いてツヤが出るわりにはそれほど愛されない、っていう。

roland1a.jpgroland1b.jpg

Measurements & Other Details

Shape: Bent Apple
Length: 138.0 mm
Bowl Height: 38.0 mm
Outside Diameter: 38.0 mm
Chamber Depth: 32.0 mm
Chamber Diameter: 18.5 mm
Weight: 34 g
Stem Material: Vulcanite
Country: Japan

Nomenclature:
Roland
Old Briar
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というわけで、久保田的ワークホース任務を終えて今では登板機会がチョイと少なくなっちゃったローランド達。ラタキアの薫り付きですが、どなたか可愛がってくれる方がいればお譲りしたいなとも思っています。買ったときに付いてきたアルミのヤニ止めも探せばどっかにあると思いますが、ないかも。

あ、そうそう。どちらもラッカー仕様だったのですが、ラッカーはペーパーで剥離しています。おかげでちょっと色合いも深まった気がするのと、味もやわらかくなった気がします。

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スタンウェルのフェザー・ウェイト。
測量とかちょっと面倒かも、ってことで3兄弟まとめて。w

もともとは、FF Pipes & TobaccoっていうデンマークのOnline Storeのサマーセールで、セール用にちょっと安く売られていたパイプを買ったのが始まり。
写真左のパイプがそれで、カタログには載せてないラインナップみたいで、現行フェザー・ウェイトのサンドはリムがスムースなのに対して、これはリムまでブラスト処理されていたり。
サイズの細かい表記もなけりゃフェザー・ウェイトなんてどこにも書いてなかったし、実際パイプの刻印にもそんな文字はなく。届いてビックリ、あら小さなパイプだとこと!みたいな。w

結局、おそらくはフェザー・ウェイトの#242のフィニッシュ違い(コスト・ダウン・バージョン?)が他の同じフィニッシュのものと同じコーナーで売られていたんですね、と。

こんな小さなパイプ、僕じゃあ絶対熱くしちゃってムリぽ!なんて思いつつも吸ってみたらコレが案外普通に吸えて、なおかつ名前のとおり軽くて楽チン、お出かけのお供にもモッテコイで。
気がつけばシェイプ違いがあと2本増えて、どうしてこんなことになっちゃったんだろう?

stanwell5a.jpgstanwell6a.jpg

シェイプは左から#242っぽいの、#243、#245。
特に真ん中はお気に入りシェイプで、こういうパイプを銜えっぱなしで腕組みしながら荒野に佇んで絵になる男になりたい的な衝動に。w
右のコはやっぱりポーカーいいな、ってことで。自立しないけど。いや、するにはするがシャンクが持ち上がらないけどまあいいか。

というわけで3兄弟まとめて約75g。サイズとかはだいたいこんな感じ。

Length: 125~130 mm
Chamber Diameter: 18.0 mm
Weight: 24~28 g
Stem Material: Acrylic
Country: Denmark

もう増やさないぞ。(笑)


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