いただきもの駄目パイプのリシェイプ、
前回の続きです。
というわけで、まずは写真左=前回の復習から。
鬼目ヤスリで、おおまかなシェイプづくりができたところです。ここまで進んでたんだけど、このままサンドブラストかけてみたい。w



で、あんまり変わってないけど写真中。
鬼目ヤスリの裏側の細目を使って形を整えてから#100の布ペーパーで慣らすと、鬼目ヤスリでついたキズの凸凹が目立ってきます。
シェイプ的には、少しボウルに丸みを持たせて、ヒールのカーブの立ち上がりを手前に持ってきて、シャンクを絞ってサドルのステムがシュンとした感じに・・・って感じです。う~ん、微妙。w
またまたほとんど変化に乏しいですが写真右。
凸凹を消す感じで、もう一度細目の金ヤスリ~#100のペーパーという工程を2回ほど繰り返し。ここをちゃんとやっておかないと、#500とかまで行ってまた#100に戻らなきゃいけなかったりする。ちなみに、まだ少しキズが残っているのでもう一度くらいは#100でサンディングしなきゃいけなさそう。
しかし、こうして白木に剥いて好みの形になってくると、あのパイプがだんだん旨そうに見えてくるから不思議。錯覚ですが。w
元々の形から微妙にタッチを変えていくのは、まんまブロックから削り出すのよりも楽な反面、削っちゃいけないところがあったりで、気をつかう部分も意外に多い。
たとえばヒールから僅かに膨らんで、リムにかけて収束するっていうビリアードの微妙なカーブ。鬼ヤスリがつけたキズを消そうと、一部分を少し削るだけでボウルのバランスを崩してしまったりする。
ビリアードというシェイプ、実に奥が深いというか、難しい。まじでブラストしたいです。w
いつもパイプ削る時は、こんなパイプが欲しいっていうのを頭に描いて削るんだけど、こうしていざビリアードをやってみると、ビリアードってやっぱり究極のシェイプなんだなって気がしてきた。
今までeBayなんかでビリアード見てもピンと来なかったのだが、こうして削ってるうちに自分の求めるビリアード像が徐々に見えてきた気もします。そうなると、次はビリアードがどんどん気になりだした。出物の数も多いし、いや~困った。w
釣りは鮒に始まり鮒に終わるって言うし。
パイプはビリアードに始まってビリアードに終わるか知らんけど、パイプ・コレクションの第1章は、ちょっと頑張ったビリアードをゲットしてシメるぞ、ってここに宣言します。(笑)
しかしバイクのシーズンもすぐそこまで来てるし困った。w
というわけで肝心のシメがいつになるかは僕にもわかりませんが、明日からお昼はしばらくコンビニ。